道北

北海道から本州へ帰ってきた。気付けば金木犀の匂いが。

あやふやな運転のまま事故も無く約1300kmを走った。北海道の道があまりに真っ直ぐすぎたので何とかなったところはある。札幌市内とかそういうところはもう運転したくない。

【良かった場所】

襟裳岬

風極の地。風が強すぎる。平均風速が10メートルとからしいけど来たときはもっとあったと思う。雄大な海の広さを体感した。海の地平線が楕円の形に見えた。理解しているつもりだが、地球が丸いというのは変な話だと思う。襟裳岬にある風の館もかなり面白い場所で、皆でアザラシを望遠鏡で鑑賞する空間があったり、風圧体験が出来る場所があったりと面白スポットのような施設だったが、そもそもの建物設計が特殊で面白かった。

野付半島

テンキグサ?がきらびやかで、月並みな表現でしかないが、日本じゃないような景観だった。近くにいた鹿(やけに人馴れしていた)と夕日が沈み行くところを見た。近い将来には海に沈み消滅していく土地ということで、昔はもっとあったというトドワラの樹木郡もどんどん数を減らしていて、今の内に行くべき。

・みづの

旭川市にあるラーメン屋。北海道は土地だけでなく物価もややでかい。そのためまだ安価なラーメンばかり食べていた。あまり知らなかったけどかなり有名なお店らしい。サイン色紙まみれ。ゴッチいた。生姜ラーメンを食べた。先週書いたように寒さに対して完全に舐めていたので、涙が出るほど美味しかった。近くにある常磐公園も理想的な公園だった。ボートのりばの中が駄菓子やゲームで溢れかえっていて、地域の子供達の憩いの場みたいになっていて凄かった。

安田侃彫刻美術館

つくみず経由で知って以来行きたかった場所。美術館というよりは広場の中に点々と作品が展示されていた。何を意図して作られたのか背景が見えてこないが、石の無機物な暖かさが、丸みを帯びた佇まいで自然と調和されていて心地が良かった。熊が頻繁に出没するということで行けなかったエリアがまだあるみたいなので、また行きたい。

真駒内滝野霊園

レンタカーの返却が迫る中向かったので、目玉(だと思う)のモアイと大仏しか見れてないが、それでも良かった。祈りを念頭に置いているものに対しての神経美学のようなものがある。そういう点で安田侃の彫刻郡と近い点にあるような印象を受けた。

 

他にも良かったものはあるが、代表的なのはこんな感じ。スマホのフリック操作で文章をしたためるのも面倒になってきたのでやめます。あと、画像がデータ制限食らって貼れないので来週追記します。そろそろはやく家に帰ってパソコン触りたい。

追記:しません

でも結局のところ、人影の少ない場所を移動して、酒飲みながら星を眺めつつ寝るという繰り返しそのものが一番良かったように思う。

今からART-SCHOOL観に行くよ。